「再チャレンジ」を考えている人にむけて
~まずは新たな一歩を踏み出しましょう~
有限会社ステップアップ代表取締役 川合紀子
(再チャレンジ支援者・キャリアコンサルタント)
“再チャレンジ”と一口に言ってしまうと、「会社を離職した人が再就職をするためのもの」という見方をする人が多いような気がします。確かに“再チャレンジ”というと、再就職する人のためという定義の仕方はあるでしょう。
しかし、“再チャレンジ”は、再就職を考えている人だけのものではありません。
例えば、会社に勤めながら担当業務の専門性を深めるための挑戦。新しい部署に転属するための挑戦。子育て中の女性が社会復帰、再就職をするための挑戦。定年を迎えた人、定年を見据えた人の新たな挑戦。現在就業している、就業していないに関らず、現在の自分をさらに一歩ステップアップするキャリア開発のための挑戦。未知の世界への挑戦。・・このように考えていくと、人によって様々な挑戦(再チャレンジ)があると思うのです。
私の仕事の中に再就職支援というもがあります。私はこの仕事をしながら、今、社会に求められている人材は“V字型人間”ではないかと思うことがあります。 そこで、“V字型人間”として“再チャレンジ”を目指す人に共通して必要なものは、まずは「1つの専門性」(=これだけはできる!自信がある!と言えるもの)を持つこと。更に、浅くてもいい、幅広い知識を習得し、経験を積んでいくことだと思うのです。
その必要性は目的によって、人によって違うもの。人それぞれにふさわしい再チャレンジの目的、実現方法を見つけて実行していくことが大切なのです。
つまり、“再チャレンジ”は、自分だけの頭の中で考え、温めているだけでは始まらない!もの。今、何をすべきか分からない人は、まず、“一歩踏み出す勇気を持つこと”です。 物事は“何かをやってみること”から始まる。行動し、経験することで、「今、自分が何をすべきなのか?」がはっきりし、次の目標が見えてくるもの。
“チャレンジ”・“チェンジ”・“ステップアップ”(→“ステージアップ”)。
“チャレンジ(挑戦)”することにより、“チェンジ(変化=自分が変わる)”する。
一つずつ、一歩ずつチャレンジすることにより、自分がステップアップする。
とはいっても、日々の変化は自分では気づかないもの。夢中に、必死でチャレンジし、新たな経験を積みながら、ふと立ち止まってみると、いつの間にか自分がステージアップしているのに気づくものではないか。この頃よくそう思うことがあるのですが、実際に、自分で自分の再チャレンジの方向性を見極め、結果を出すことは、そう簡単なことではありません。時として大変長い年月がかかるものです。
そこで、“再チャレンジ”をする人は、まずは入口で支援してもらう。そして、目的達成に向けて自立できるまで継続的に支援を受けることができる場所(人)を確保しておくことも必要と思います。 ”今の自分に何か物足りなさを感じている!””今の自分を変えたい!””もっと自分を輝かせてみたい!””新たな目標に挑戦したい!”などと考えている人。思い切って一歩を踏み出す勇気を持ちましょう!
支援者も時に支援する立場であり、時には支援される立場と役割を交代する時があります。いずれの立場にあっても、再チャレンジ事業を機にご自分の再チャレンジの方向性を考え、ご一緒に、まずは新たな一歩を踏出しましょう。








